昨年のベルギーGPで負傷した脚のリハビリに取り組むファン・マヌエル・コレアがその近況を語った。事故直後は右脚の損傷が酷く、一時は切断の可能性もあったということだが、今はそれを免れ、マイアミの自宅にいながらリハビリを必死に続けて復帰を目指すコレアのモチベーションの素になっていることを見てみよう。

Correa optimistic of return to driving in 2021
Juan Manuel Correa has expressed optimism that he will be able to return to track action in 2021, as he
僕は大きな進歩をしているわけではないけど、一歩ずつ改善しているよ。11月にロンドンの病院を退院してから、松葉杖を使って歩けるようになるまで5ヶ月から6ヶ月かかると聞かされていたんだ。左脚は右脚よりも悪くなかったから普通に使えるようにはなってきたけど、まだリハビリは必要だ。完全に歩けるようになるまでは去年11月の時点から1年半から2年はかかるみたいだね。
ここまでの経過を見ていると、今年の11月にマシンに戻るのはできなさそうだけど、順調に行けば来年の早い段階で戻れるだろうね。医者から松葉杖を使って歩けるようになるまで6ヶ月かかると言っていたのが3週間でできるようになったし、完全に歩けるようになるまで1年半かかると言われていたのが、今7ヶ月半でほとんど歩けるようになっているしね。
https://www.motorsportweek.com/2020/04/28/correa-optimistic-of-return-to-driving-in-2021/
医者の予想を上回って早い回復をアピールしている。これまでの経過を見ると、早く復帰できるという望みがあるようだ。
またレース中の事故で両足を切断したビリー・モンガーをベンチマークにしてモチベーションを保って戦っているというコレアだが、彼の気持ちの強さがこの異様な回復スピードに現れているようにも見える。歩けるようになるまではまだもう少しの時間はかかりそうだが、来年またF2の舞台に立てるように彼の戦いにも注目していきたい。そして再びF1に挑戦する道が見られることを切に願う。
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