シャルル・ルクレールはセバスチャン・ベッテルとのチームメイトとしての関係が2021年まで続く場合の率直な気持ちを示してくれた。昨シーズンはチームオーダーやブラジルでの同士討ちなど、傍から見るとその関係は良好とは言い難い状況だったが、当事者はどう感じているのだろうか。

F1 News: Leclerc "happy" to keep Vettel as 2021 Ferrari team-mate
Charles Leclerc would be 'happy' to keep Sebastian Vettel as his Ferrari Formula 1 team-mate next season after insisting their relationship is better than how i...
セブと一緒にいられることはハッピーだよ。去年はブラジルとかのコース上で問題はあったけど、僕らの関係は良いよ。去年はいつも良い関係にあったと思うけど、外から見るとそうには見えなかったかもしれないね。僕はセブと一緒に仕事ができたらハッピーだけど、次のチームメイトが誰であるだろうとその決断をリスペクトするよ。チームメイトが誰であろうとそれに適した行動をするのが僕の仕事だし、誰であっても学べるものはあるんだ。だから誰が来ても僕は歓迎するけど、セブがいてくれたら間違いなくハッピーだね。
https://www.autosport.com/f1/news/149189/leclerc-happy-to-keep-vettel-as-2021-teammate
ルクレールの残したこのコメントからベッテルがチームメイトとして最適な存在であることがわかる。ルクレールはすでにグランプリで2勝を挙げたとはいえ、フルシーズンに参戦したのはまだわずか2シーズンだ。彼の学ぶ姿勢がコメントからも伺えるように、経験豊富でチャンピオンでもあるベッテルから学ぶべきものはフェラーリドライバーとして重要な要素が揃っているのだろう。
ベッテルは今年で契約が切れて、噂では開幕する前に何らかの契約がなされるのではないかというものも流れている。真実は公式発表されるまで分からないが、ルクレールの希望が叶った時、さらに彼の飛躍のきっかけになるかもしれない。
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