F1ニュース日記 -復活に名乗りを挙げたいイモラ

 2006年までサンマリノGPの会場となっていたイモラ・サーキットが、今シーズンの年間開催数保持のために、ホストとして名乗りを挙げたい意志を示している。今回はイモラ復活の可能性について考えてみよう。

Imola open to hosting closed-door F1 races if safe to do so
Imola president Uberto Selvatico Estense says the circuit is willing to host a Formula 1 race behind closed doors, should conditions in coronavirus-hit Italy im...

 まずはイモラ・サーキットの代表である、セルバティコ・エステンセのコメントを見ていきたい。エステンセは現在のレース開催が困難な状況に対して、このように述べている。

 現在の状況は我々にとって今シーズンのグランプリ開催に名乗りを挙げるチャンスだと思う。F1はFIAとの契約で年間開催数を維持する必要があるので、そのための対策としてイモラでの開催を検討してはどうかと思っているんだ。レースができるかどうかは政府の判断に依るが、依頼が来た時には引き受けたいと考えているし、コストの面においても問題ないと考えている。それは無観客ならば容易に実現できると思う。グランドスタンドやホスピタリティの準備についても考える必要が無くなるからね。

https://www.autosport.com/f1/news/149110/imola-open-to-hosting-closeddoor-races

 エステンセが言うように、無観客となった場合は観客に対する手配がすべて無くなるため、予算や設営の面において多くの整備は不要となる。またF1を開催するために必要なサーキットの認証のグレード1の資格も今年の6月17日まで有効に得ていることから、こちらも問題はないだろう。

 気になる点として挙げるならば、F1が開催される時には、レースに関係する設備だけでも多くのものをサーキットに設置しなければならず、それを取り入れるためのサーキット側の準備が間に合うかどうかだ。通常開催が決まっているサーキットは、F1の開催に合わせて整備計画を立てていることが多いが、イモラに関しては15年近くF1が開催されていないため、F1設備導入のためのものが存在しているかどうかがポイントになる。

 ヨーロッパにおけるコロナウイルスの感染が深刻なイタリアだが、イモラの一時的な復活開催ともなれば多くの人に喜びをもたらすことができるだろう。現実的にみれば困難なことが多い状況であるが、実現するとF1としては新たな楽しみが生まれる。状況に注視していく必要があるものの、様々な妄想を思い巡らせてポジティブにその時が来るのを待ちたい。

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