ローレンス・ストロールがアストンマーティンの正式な筆頭株主となり、具体的な事業計画を実行に移そうとしている。その中で彼が残した声明はとても力強いものだったので、その内容を見ていこう。
我々の誰もが経験したことのないような、世界的に最も深刻な問題を抱えた状況にあるなか、我々経営チームのエネルギーは、本来存在する当社とそのブランド、エンジニアリング、および明るい将来を構築する人々のスキルのために、捧げられることになるだろう。これから我々はエンジニアリングおよびマーケティングプログラムに集中することができる。それによりアストンマーティンは世界でも傑出した高級車ブランドのひとつになれるだろう。
https://www.as-web.jp/f1/581515?all
とローレンスは希望に満ち溢れたコメントを残している。ローレンスはこれまで息子ランスが在籍するチームに対して、強力な財政的支援を度々行なってきたが、ついにその対象は車両メーカー丸ごとにまで影響を及ぼし、自身のチームでタイトルを獲得するという野望だけでなく、アストンマーティンのブランド力を高めることも据えていることを覗かせる声明になっている。
経営者の目標は高ければ高いほど、成長し続けると言われることもあるが、ローレンスはその鑑ともいえるタレントの持ち主なのかもしれない。またコロナウイルスで世界経済が危機に瀕している中、このような言葉も残している。
これからの数カ月で、世界はCOVID-19のパンデミックから浮上し始めるだろう。我々はマーケティング活動を再活性化し、注文書を作り続けるだろう
https://www.as-web.jp/f1/581515?all
世界の危機から脱出する時には、アストンマーティンがリードして成長に繋げるとこのコメントから感じる一方で、具体的な指標に関しては今回述べられていない。従業員や株主にとっては、具体的なロードマップが示された時、会社に対する信用が生まれると思うのだが、それは今後公にされるのかどうか、注視していきたいところだ。
コメント
ローレンス・ストロールは、筆頭株主になったは良いですが、コロナショックでかなりの資金をつぎ込んだんじゃないですか?
出鼻を挫かれましたよね
来年は、いよいよアストンマーティンワークスでF1に力強いチームとして戦いますので、コロナウイルスには負けたくないでしょうね
ストロール親子は、どちらかと言うと父ちゃんが頑張ってますね
息子はもう少し頑張りましょうと言う評価だけどね
でも、来年のアストンマーティンワークスには期待してますよ(^ω^)
261億円も注ぎ込んだらしいですからね。この大胆な行動ができるのもローレンスの凄いところですよ!
ランスも、父親を見習って頑張ってほしいですね。もともと良いポテンシャルがあるからF1に乗れてるわけですし