F1から2019年の視聴者数に関するデータが公表された。今回はそのデータから、F1の放送について考えていきたい。

Formula 1 viewing figures 2019: F1 broadcast to 1.9 billion total audience in 2019 | Formula 1®
For the third year in a row, Formula 1 has seen its audience figures grow across both TV and digital platforms compared to the previous season.
まず今回発表されたデータを確認してみよう。まず世界の視聴者数についてだが、2019年は19億人が視聴した。これは2012年以来最多の数で2018年と比較して8%、およそ1億5200万人増加したという。視聴者数は3年連続の増加となる。
国別で見ると、ブラジル、ドイツ、イタリア、イギリス、オランダでの視聴者数が多くいずれも100万人を超えている。またポーランド、イギリス、オランダ、イタリア、ドイツ、アメリカ、中国で大きな増加があった。
グランプリ別の視聴者では、イタリアGPで最多の1億1200万人で、他にもモナコ、ブラジル、ドイツで1億人を超え、年間の視聴者は平均で9150万人に上った。
またSNS上でもユーザーの拡大を見せている。F1が展開しているSNS(Facebook、Twitter、Instagram、Youtube)におけるフォロワーは合計で2490万人となり、2018年と比較して32.9%増加した。
年代別のデータも公表されている。27の地域の調査によれば、2019年は35歳以下のファンの62%が新規で、中国、ブラジル、メキシコ、アメリカ、インドがその上位を占めた。
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